格安SIMの基本

初心者でもわかる失敗しない格安SIMの選び方

やっほー!SuGakenです。

月々のスマホ代が安くなる格安SIMは、現在多くの通信事業者が提供しています。毎日たくさんのテレビCMが流れているように、非常に激しい競争が発生しています。

競争の結果、多彩な料金プランが登場しているのは利用者にとってとてもうれしいことですが、選択肢が多すぎて決められないことも悩みどころ。

そんなあなたに今日は「格安SIMを選ぶポイント」を紹介します。音声通話の有無、データ通信の使い方、複数台での利用など、自分が格安SIMに求めるものをポイントごとに確かめ、格安SIM選びに役立てください。

データ通信専用SIMにするか、音声通話SIMにするか選択する

まずはじめに、データ通信だけできるSIMか、音声通話もできるSIMか、どちらがいいかを選択しましょう。

前者はインターネットだけ、後者は080・090ではじまる電話番号を持っていて、3大キャリア(docomo・au・ソフトバンク)のスマホのように音声通話ができます。音声通話機能が付く分、後者のほうが少しだけ高額になります。

現在、ほとんどの格安SIM事業者で音声通話機能の有無を選択することができ、プランの差額はおおよそ500円~700円程度です。今までの3大キャリアと同じ機能を求めるなら、音声通話もできるSIMを選びましょう。

ただし、通話料には注意が必要です。多くの格安SIM事業者では、音声通話付きプランでは30秒あたり20円の通話料が発生します。3大キャリアの料金プランと違って無料通話や通話定額はないため、通話した分だけ通話料が発生します。

データ通信専用SIMはタブレットやWi-Fiルータでの利用に適しています。すでに1台スマホをお持ちで、インターネット専用デバイスを2台目として使いたい方にオススメです。

通話定額オプション(通話かけ放題オプション)が必要か検討する

「通話定額オプション(通話かけ放題オプション)」というサービスを提供する格安SIM事業者が登場しました。

先述のとおり、一般的に格安SIMの通話料は30秒当たり20円の従量制で課金されます。最近の3大キャリアは通話定額が一般的になってきているため、毎月たくさん自分から電話をかける方は格安SIMのほうが割高になってしまう可能性があります。

これに対応するため登場したのが「通話定額オプション」です。格安SIM事業者の通話定額オプションは、「5分間定額」というものや「いくら話しても定額」というものなど、事業者によって提供するサービスに微妙な違いがあります。

1回の通話が5分以内で終わることが多い方は前者を、ついつい長電話をしてしまう方は後者を、提供しているオプションサービスから賢く事業者を選択してくださいね。

ちなみに、毎月の通話発信時間がおおむね20分未満の方は、通常の通話料より通話定額オプションのほうが高くなってしまう傾向にあるようです。

電話をほとんどかけない人はこのオプションサービスを契約する必要はないでしょう。

必要なデータ通信量を決める

あなたはどれくらいインターネットを使用しますか?多くの格安SIM事業者は、LTEによる高速通信が使用できるデータ量の上限を設定し、その容量に比例して月額利用料を決めています。

このデータ量の上限を超過してしまうと、速度制限が発生し通信速度が半分以下の低速通信しかできない状態になってしまいます。

冒頭の質問に、いまいちピンと来ないかもしれないですね。50MBあればできるスマホ利用シーンは以下の通りです。参考にしてください。

  • Webの閲覧 200ページ
  • メール 10,000通
  • IP電話 200分
  • 動画鑑賞 25分。

それでもまだ迷うようでしたら、最初は少なめのデータ量のプランで契約することをおススメします。

必要に応じて増やしていけばよいでしょう。格安SIMのデータ通信プランは大きく分けて3タイプあります。

定額プラン

定額プランはdocomoやauなどのキャリアと同じような契約形態で、あらかじめ一か月ごとの高速データ通信が可能な容量が決められているプランです。

ほとんどの格安SIMがこのプランを採用していて、初めて格安SIMを使うという人でもキャリアと同じように使うことができます。月ごとの自分の通信量がわかっている方はこちらのプランがおすすめです。

ちなみに、普通にスマホを使うのであれば3GB~5GBのプランで十分です。

従量制プラン

従量制プランは自分の使用した高速データ通信量に応じて契約料金が変化していくプランです。

スマホを使った時間に応じて柔軟に通信量が変更できるので月ごとのスマホの使用料が大幅に違う方におすすめです。

無制限プラン(使い放題プラン)

無制限プラン(使い放題プラン)は高速データ通信量の上限値が決められていないプランで7GBや10GBのプランでは通信量が足りないヘビーユーザー向けのプランです。

こちらの無制限プランは一見お得に見えますが、格安SIMを提供するMVNOごとに定額プランや段階定額プランよりも通信速度が遅くなっていたり3日ごとの通信料制限がかけられている場合もあるので注意が必要です。

各格安SIMごとの無制限プランの特徴や通信速度については以下の記事でまとめているのでむしえ現プランを検討している方は参考にしてください。

通信速度を求めるかどうか

格安SIMの通信速度は、大きく分けて高速(75Mbps以上)と低速(200kbps前後)の2種類があります。

高速は、3大キャリアと同等の速さと考えて問題ありません。低速であってもLINEなどテキストメインのサービスによっては問題なく利用できますが、動画や画像などを多用するサービスでは読み込み速度の遅さを感じることが多くなるでしょう。

「格安」SIMなので、通信品質も見極めなければ「安かろう悪かろう」に陥る可能性があるので、格安SIMを契約する際は事前に通信速度(実測値)を確認することをおすすめします。

当サイトでは格安SIMの通信速度を計測し公開していますが、最速はUQ mobile、次に速いのがLINEモバイル、NifMoです。通信速度が速い格安SIMがほしい方はこれらの格安SIMを検討してみてください。

SMSはなるべく付けましょう

データ通信専用SIMには、SMSオプションを付けることができます。データ通信専用SIMも実は080・090の電話番号を持っています。SMSオプションを契約すると、電話番号で短いテキストを送受信するSMS機能が使えるようになります。

メッセージのやり取りではあまり使用しないSMSですが、意外と重要であることをご存知でしょうか。例えば、LINEではアカウントの登録時に入力する4桁のパスコードをSMSで受信します。

つまり、SMSオプションを付けていないとアカウントの登録や引き継ぎができず、LINEが使えなくなってしまいます。

また、TwitterやDropboxなどのオンラインサービスで2段階認証を使っている場合も、そのワンタイムパスワードをSMSで受信します。SMSオプションを付けていないデータ通信専用SIMでは、こうしたワンタイムパスワードも受信できず、セキュリティ面のリスクが発生するのです。

以下の記事で、主な格安SIM事業者のSMSオプションの月額利用料をまとめています。

上記の記事からわかるとおり、SMSオプションの月額利用料は高くても150円程度。データ通信専用SIMをご利用される場合、なるべくSMSオプションを付けておきましょう。

「動作確認済み端末一覧」を必ず確認

格安SIMに乗り換える際、スマートフォン本体もセットで購入するなら問題ありませんが、お手元の端末を引き続き使用される場合や端末は別途購入される場合は、SIMカードがその端末に対応しているか確認する必要があります。

最も確実な確認方法は、格安SIM事業者の公式サイトで「動作確認済み端末」の情報をチェックすること。メジャーな格安SIM事業者であれば専用ページが用意されているので、ご利用したい端末に対応しているか確認することができます。

ちなみにSIMカードが端末に適合するか判断する際、最も重要なポイントは「回線の種類」です。つまり、端末が対応しているのが「docomoの回線」なのか「auの回線」なのかということ。あなたの端末が「SIMフリー」であれば、どの回線のSIMでも対応できます。

しかし、あなたの端末に3大キャリアのマークが入っている場合、それは「SIMロック」がかかっている、つまり対応するSIMカードが限定されている可能性が高いのです。

「SIMロック」がかかっている端末の場合は、それに対応したSIMカードでないと使用することができません。

つまりdocomoの端末ならdocomo回線のSIM、auの端末ならau回線のSIMしか使えません。更に細かく知りたい場合は、特にあなたの端末が「SIMフリー」である場合、対応している周波数帯も確認しておきましょう。

普段は全く気にすることはありませんがSIMカードを提供する事業者ごとに通信で使用する周波数が異なります。docomo、あるいはauが使用する周波数で通信が行えるかどうか、端末のスペック表と照らし合わせてみることで確認できます。

SIMカードのサイズを確認

申し込みの際にはSIMカードのサイズも間違えないようにしましょう。

SIMカードには標準SIM・microSIM・nanoSIMの3サイズがあり、端末によって内蔵できるSIMカードのサイズが異なります。

たいていの格安SIM事業者は3つすべてのサイズに対応していて、申し込み時に選択することになります。

動作済み端末一覧に並記されていたり、端末スペック表に記載があったりするので、しっかり確認して正しいSIMサイズを選ぶようにしましょう。

高速通信のON/OFFができるか

一部の格安SIMでは、専用アプリやユーザーページから、通信速度を低速に落としたり、高速に戻したり、自分でコントロールすることができます。

実は、低速通信状態では高速データ通信としてパケットカウントされないためデータ容量を消費しなくなります。

通信速度を低速へ切り替える、貴重なデータ容量を節約できるというわけです。例えば、データ通信で毎月4GB使う場合でも、低速通信で1GB分を補えるなら、毎月3GBの料金プランを契約すればいいことになり、よりお得にご利用できるのです。

少しでもデータ容量を節約したい人は、普段は低速状態のままにしておくことをおススメします。動画を視聴したりアプリをダウンロードしたりするときなど、ある程度の速度が必要なときだけ高速通信に切り替えればいいでしょう。

低速通信を上手に活用すればデータ容量を節約できるので、できれば高速通信のON/OFF機能を提供してくれる格安SIM事業者がいいですね。

シェアプランがあるか

スマホやタブレットなどの通信端末では1台につき1枚のSIMカードが必要で、それだけ通信料金がかかります。最近では複数の通信端末を持ち歩くことも珍しくないので、高額な通信費が発生している方もいるのではないでしょうか。

一部の格安SIM事業者では、複数のSIMカードで同じデータ容量をシェアできる料金プランを提供しています。

SIMカード1枚ずつ個別にデータ通信を契約するより、毎月の通信費を安く抑えることができます。事業者によりシェアプランの組み方が若干異なるので、ここでご紹介します。

複数枚対応しているパターン

1つ目は、1つのデータ通信契約に対して複数のSIMカードを追加していくタイプ。

OCNモバイルONEをはじめ、IIJmioやBIGLOBEモバイルが該当します。この場合、必要な枚数だけSIMカードを追加することが可能で、追加したSIMカードごとに料金が生じます。

SIMカードの上限数が決められているパターン

2つ目は、あらかじめSIMカードの上限枚数が決まっているタイプ。DMM mobileやイオンモバイルが該当します。

この場合、使う枚数が何枚でも月額利用料は変わりませんが、SIMカードの種類があらかじめ指定されていたり、使わないSIMがあると無駄が生じたりします。

どちらのタイプも、1枚ずつ個別に格安SIMを契約する場合と比べて、毎月の通信費は安くなります。

家族みんなで格安SIMに乗り換えたり、2台以上の端末で格安SIMの利用を考えたりしている人は、このようなシェアプランでの契約も検討してみましょう。

運営会社の信頼性も大切

スマホはもはや生活に欠かせないものなので、契約してから最低でも数ヶ月、長ければ数年にわたり利用するものです。したがって、運営会社は信頼できるところを選びましょう。

あまり有名でない事業者や契約数が少ない事業者には、「契約にない料金を請求してくる」「契約内容を急に変える」など悪質な対応をする事業者が残念ながら見受けられるようです。

当サイトでは主にネット上の評判から、それぞれのサービスの運営会社が信頼できそうかどうかを客観的に評価して記載しています。各サービスの解説ページを参照してくださいね。

まとめ

格安SIM事業者が乱立している中、自分に合ったプランを選ぶのは難しいこと。

しかし、ここで挙げたポイントを抑えておけば、どんなプランがいいのか・どんなサービスを優先したいのか等が何となく見えてきたのではないでしょうか。格安SIMは安さだけで決めずに自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。

まだ格安SIMを試したことがない方は、最低利用期間や解約金の掛からないデータプランやプリペイド契約から始めてみるのがいいかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。